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パフォーマー不在で演劇は成立するのか
 

『ゴドーを待つ人もいない』は、パフォーマー不在の作品です。俳優がいない演劇を、それ以外の要素である音楽や、照明や、美術の演出で成立させることはできるのでしょうか。

ものづくりに興味のある方、いっしょに挑戦してみませんか?

◼︎日時|2017年3月17日(金)-20日(月・祝) 

17日(金)18:00-21:00
18日(土)10:00-20:00
19日(日)10:00-20:00
20日(月・祝)10:00-18:00 *ショーイングあり

◼︎会場|愛知県芸術劇場大リハーサル室

◼︎受講料|2,000円

◼︎対象|演劇経験不問

新しい舞台芸術作品の創造に関心のあるアーティスト・役者、制作者、舞台技術スタッフ、劇場・音楽堂等に勤務する職員、大学にて舞台芸術を学ぶ学生、舞台のクリエイションに興味がある方

 

◼︎条件|4日間通して参加が出来る方

 

◼︎申し込み方法|メールにて受付

メールアドレス:ws6@aaf.or.jp
【件名】舞台芸術創造セミナー申込み
①名前・年齢
②連絡先(メールアドレス・電話番号)
③所属(カンパニー名、勤務先、学校など)
④経歴
⑤志望理由

*応募者多数の場合、抽選となる場合があります。
*抽選結果は3月7日頃までにメールにてお知らせいたします。

◼︎〆切|2017年2月28日(火)

◼︎助成|平成28年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業

    一般財団法人地域創造 公益財団法人セゾン文化財団

 

◼︎主催|愛知県芸術劇場

◼︎舞台・映像

山本卓卓

(範宙遊泳/ドキュントメント)

◼︎音楽

千葉広樹

(Kinetic/サンガツ/rabbitoo)

◼︎照明

中山奈美

演劇をつくるのにはなかなか労力がいります。違う価値観や欲望を持った複数の人間が「作品」というひとつの目的のために集まるのですから無理もありません。無論演劇に限らず芸術はそういった複数の価値観の中をその総体として生まれるものですが(と僕は信じていますが)演劇の場合は映画でいうところの「カメラ」のような、画家でいうところの「キャンバス」のような道具という拠り所がなくあくまで人間同士の関係性が不可欠となります。現代はインターネットやSNSの発達に伴ってコミュニケーションのあり方もずいぶんと変容しつつありますが、演劇のコミュニケーションは依然アナログであり続けています。むしろそのアナログな人間のやりとりが、演劇を現代まで続くメディアとして支えているのだと僕は感じています。演劇は効率的ではないのかもしれませんが、得るものは忘れ難く、強いのです。

今回は俳優不在のワークショップということでいわゆる「裏方」に焦点を当てていますが、モノを創るという行為には裏も表も関係ありません。創り手の心の奥底に眠る「こんなことがやってみたい」という声を聞くこと、そしてそれを表現すること、はとても大切で、ここには差別というものがありません。
演劇経験は問いません。「人間」「モノを創る」というキーワードにピンときましたらぜひご応募ください。

山本卓卓(範宙遊泳/ドキュントメント)

​WS参加者を募集しています

講師

Theatre Collective HANCHU-YUEI

 2007年より、東京を拠点に海外での公演も行う演劇集団。

 現実と物語の境界をみつめ、その行き来によりそれらの所在位置を問い直す。

生と死、感覚と言葉、集団社会、家族、など物語のクリエイションはその都度興味を持った対象からスタートし、より遠くを目指し普遍的な「問い」へアクセスしてゆく。

 近年は舞台上に投写した文字・写真・色・光・影などの要素と俳優を組み合わせた独自の演出と、観客の倫理観を揺さぶる強度ある脚本で、日本国内のみならずアジア諸国からも注目を集め、マレーシア、タイ、インド、中国、シンガポール、ニューヨークで公演や共同制作も行う。

 『幼女X』でBangkok Theatre Festival 2014 最優秀脚本賞と最優秀作品賞を受賞。

『バナナの花は食べられる』で第66回岸田國士戯曲賞を受賞。

090-6182-1813(制作)

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