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範宙遊泳のメンバーそれぞれがやりたいことを込めた、多様なワークショップを企画しました。

集団でありながら個人で立つ、ということにも目配せして、おのおのの方法で演劇します。

範宙遊泳の演劇ワークショップ2024

 

日程|2024年5月7日(火)〜12日(日) 

   各回15分前にお入りいただけます 

会場|森下スタジオ(東京都江東区森下3-5-6) アクセスはこちら

   ※山本卓卓のオンラインWSはZOOMを使用します。

料金:各プログラムごとに異なります。

お申し込み方法:各講座ごとにフォームにてお申し込みください。

        先着順・定員になり次第受付を終了いたします。

お申し込みフォーム:https://hanchuyuei.peatix.com/events

 

ファシリテーター:山本卓卓 埜本幸良 福原冠 坂本もも

ゲストファシリテーター:宇治田隆史

サポートメンバー:たかくらかずき 川口聡

プロデューサー:坂本もも​

助成:公益財団法人セゾン文化財団

企画制作・主催:合同会社範宙遊泳

 

本講座は下記に留意し開催いたします。参加者の皆様もあらかじめご一読のうえお申し込みください。

  • ワークショップの場において、あらゆるハラスメント行為、差別行為を禁じます。

  • 主催者、参加者双方がそれぞれ他者をリスペクトし、それに見合う振る舞いを心がけ、安心で居心地の良い場づくりに努めてください。主催者が場の安全が脅かされると判断した場合、退出していただく場合がございます。

  • 申し込み時に収集した個人情報は、本企画の連絡のみに使用し、弊社で適切に管理いたします。

 

お問い合わせ:合同会社範宙遊泳

       090-6182-1813 hanchu.ticket@gmail.com

山本卓卓|劇作ワークショップ

「(未来の)文豪のための戯曲の書き方入門」

劇作家や演出家向け。とにかくたくさん短い戯曲を書き、参加者の戯曲に山本が講評し、演出プランを考える。

文芸誌「新潮」2022年3月号に同名タイトル随筆の、実践版。文豪でなくてかまいません。

<オフライン>

日時|5月11日(土)  11:00〜16:00

5月12日(日)  11:00〜16:00

※両日参加必須 

料金|一般:10,000円 学生:5,000円

対象|年齢不問。初心者から経験者まで幅広く可。

人数|最大10名程度

持ち物|戯曲を書くためのパソコン(もしくは同等機器)

<オンライン>

ZOOMを使用し、山本卓卓と1対1で集中的に行う形式。AかBどちらかの日時をお選びください。

日時|A 5月8日(水)・5月10日(金)  13:00〜15:30

   B 5月8日(水)・5月10日(金)  19:00〜21:30

料金|一般:20,000円 学生:10,000円

対象|年齢不問。初心者から経験者まで幅広く可。

人数|各回1名ずつ

持ち物|ZOOMが使用できるパソコンなどのデバイス、Wi-Fi環境

山本卓卓|演技ワークショップ

「身体・心・想像」

山本卓卓が提唱する演劇の重要な三要素について、俳優向けにWSを行います。ふだんオープンにしない演劇論を公開する機会になります。

日時|5月9日(木)  19:00〜21:30

料金|一般:8,000円 学生:5,000円

対象|年齢不問。初心者から経験者まで幅広く可。

人数|最大8名程度

持ち物|動きやすい服装、上靴、筆記用具

山本卓卓(やまもと・すぐる)

作家・演出家。範宙遊泳代表。山梨県生まれ。

幼少期から吸収した映画・文学・音楽・美術などを芸術的素養に、加速度的に倫理観が変貌する現代情報社会をビビッドに反映した劇世界を構築する。

オンラインをも創作の場とする「むこう側の演劇」や、子どもと一緒に楽しめる「シリーズ おとなもこどもも」、青少年や福祉施設に向けたワークショップ事業など、幅広いレパートリーを持つ。

アジア諸国や北米で公演や国際共同制作、戯曲提供なども行い、活動の場を海外にも広げている。

ACC2018グランティアーティストとして、19年9月〜20年2月にニューヨーク留学。

 『幼女X』でBangkok Theatre Festival 2014 最優秀脚本賞と最優秀作品賞を受賞。

『バナナの花は食べられる』で第66回岸田國士戯曲賞を受賞。

公益財団法人セゾン文化財団セゾン・フェロー。

埜本幸良|シナリオ・演技ワークショップ

「他人を書く・自分を演じる」

書き手と演じ手の為のシナリオ・演技のワークショップです。役(キャラクター)のない素の自分を見つめてみる。他人を想像してシナリオを書いてみる。短い劇をつくって発表します。ゲストファシリテーターとして、脚本家の宇治田隆史さんをお招きします。

※自己開示を強いるものではありませんが、参加者それぞれのパーソナルな部分を見つめて作劇する性質がありますのであらかじめご留意ください。

 

日時|5月8日(水) 19:00〜21:45

5月12日(日) 17:00〜20:30

※両日参加必須。

料金|一般:5,000円 学生:4,000円

対象|脚本・演技に興味がある方、経験不問

人数|最大15名程度

持ち物|動きやすい服装、上靴、筆記用具

    ※1回目と2回目の間にシナリオを書いていただく宿題があり、パソコンなどのデバイスを使用します。

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埜本幸良(のもと・さちろう)

俳優。1986年生まれ。岐阜県出身。2010年より範宙遊泳に所属。

身体的な演技に定評があり、観客に強い印象を残している。

2022年に結成した、演劇/劇場の手法を使いながら町中でほころぶワークショップや作品を発表するチーム「ほころびオーケストラ」では、企画・劇作・パフォーマンスを担当している。また、WSファシリテーターとして子どもから大人まで楽しめる演劇・音楽を用いたワークショップデザインをしている。

近年の主な活動に、大人の読み聞かせシリーズ『イヴァン・イリイチ』『式場隆三郎』(構成:川口智子)、20歳の国『長い正月』(作・演出:石崎竜史)、ほころびオーケストラ『恋するロボット』、WS公演『太陽のタネ』、映画『レンタル×ファミリー』(監督:阪本武仁)など。

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ゲストファシリテーター:宇治田隆史(うじた・たかし)

 

1975年生まれ。

『アンテナ』(03)で脚本家デビュー。以降『ノン子36歳(家事手伝い)』(09)、TVアニメ「ミチコとハッチン」(08-09)などの脚本を担当。

『海炭市叙景』(10)は第23回東京国際映画祭コンペディション出品、第12回シネマリナ国際映画祭グランプリ、第13回ドーヴィルアジア映画祭審査員賞を受賞。

続く『私の男』(14)は、第36回モスクワ映画祭で最優秀作品賞、第69回毎日映画コンクール日本映画大賞などを獲得。

『岸辺の旅』(16)では第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門にて監督賞を受賞した。

福原冠|演技ワークショップ

「福原冠の自主稽古」

これはワークショップではない。福原冠が『心の声など聞こえるか』稽古初日に向けた自主稽古をします。丁寧に身体を温め、いくつかのワークを通して動きのリサーチ。繰り返される台詞を喋るためのトレーニング。参加者は福原と共に稽古をします。見学のみの参加も可能です。見学者のみの場合は黙々と稽古をする福原を遠くから、好きな角度で眺めることになるでしょう。それはもはや稽古というパフォーマンス!?

日時|A 5月8日(水) 11:00〜14:00  

   B 5月10日(金) 11:00〜14:00

   ※基本的には同じ内容のため、どちらか1回お選びください

料金|3,000円(参加・見学ともに)

対象|年齢不問、未経験可

人数|最大15名程度

持ち物|動きやすい服装、上靴、筆記用具

「名作を丁寧に読む」

名作と呼ばれるものも一人で読んでいると心が折れそうになる。そういうことってありませんか…? 一見すると難しそうな戯曲を集まった皆さんと丁寧に読んでいきます。繰り返し読んでいくなかで文字は言葉に、言葉は台詞に、台詞は行動に。台本を読むのが苦手な方、古典は難しそうと思う方にもおすすめです。言葉に出会い、価値観に出会い、世界に出会いましょう。

日時|5月10日(金)  16:00〜20:00

料金|一般:3,000円 学生:2,000円

対象|年齢不問、未経験可

人数|最大15名程度

持ち物|筆記用具

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福原冠(ふくはら・かん)

俳優・ワークショップファシリテーター。神奈川県出身。明治大学文学部卒業。

2014年より範宙遊泳に所属。

2015年からインタビューによって作品を立ち上げるユニット「さんぴん」を始動。

2016年から俳優・ダンサーによる稽古会(通称:無題の稽古会)を企画。国内外の古典作品から現代劇まで幅広い作品を通じて言葉と身体について考える場を運営している。

近年は、身体能力を活かしてダンス公演にも出演。フラットな表現と鋭利な表現を行き来する、浮遊感が魅力である。

また、ワークショップファシリテーターとして学校や劇場で演劇のワークショップや演劇を使ったコミュニーケーションの授業も積極的に行なっている。

主な外部出演作に、福原充則演出『ジャズ大名』、ロロ 『BGM』『オムニバス・ストーリーズ・プロジェクト(カタログ版)』、永井愛演出『探り合う人たち』、杉原邦生演出『グリークス』『黒塚』、森新太郎演出『HAMLET -ハムレット-』など。

2023年度アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)フェローとしてニューヨークに滞在予定。

坂本もも|制作ワークショップ

集まれ!制作サロン

ついつい後回しにしてしまう制作の仕事をこの際片付けましょうの会。ひとつの空間に集まって黙々と個人作業をしつつ、休憩時間にはお菓子を食べながら、悩みをシェアして知恵を出し合ったり、情報交換の場にします。私は劇団のアーカイブページを作るのと、溜め込んだ名刺整理に着手したいです。皆さんもお好きなように時間を過ごしてください。応募者がいない場合は孤独に作業します!

 

日時|5月7日(火) 11:00〜20:00

5月9日(木) 13:00〜18:00

※途中入退出可・子連れ歓迎。

料金|無料。ただし、複数人で食べられるオススメのおやつと、おなかが空きそうな方は自分のごはんを持参してください。

対象|演劇に興味がある方ならどなたでも、制作者じゃなくてもOK

人数|最大15名程度

持ち物|各々の作業や時間を過ごすのに必要なもの。

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坂本もも(さかもと・もも)


1988年生まれ。プロデューサー。合同会社範宙遊泳代表。ロロ制作。

学生劇団から商業演劇まで幅広く制作関連の仕事を経験。

2009年ロロ、2011年範宙遊泳に加入し、制作を務める。

舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)、一般社団法人緊急事態舞台芸術ネットワーク(JPASN)の理事として、次世代制作者のネットワークづくりや創作環境の整備にも積極的に取り組む。

多摩美術大学 演劇舞踊デザイン学科非常勤講師。座・高円寺「劇場創造アカデミー」2024年度講師。

2017年に出産し育児と演劇の両立を模索中。

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