

うまれてないからま だしねない
作・演出:山本卓卓
出演:熊川ふみ 埜本幸良 福原冠
稲継美保 野口卓磨 松本亮
山崎皓司 山田由梨 油井文寧
銀粉蝶
2019年1月31日(木)〜2月3日(日) 5公演
本多劇場
アートディレクター:たかくらかずき
音楽:千葉広樹
美術:中村友美 美術製作:澁澤萌 湯浅美穂里 有限会社C-COM
照明:富山貴之
音響:池田野歩 音響オペレーター:櫻内憧海
映像:須藤崇規 映像オペレーター:小西楓
衣裳:藤谷香子 衣裳進行:臼井梨恵 山川桃加
舞台監督:櫻井健太郎 小林秀雄
演出助手:谷口順子 中村未希
稽古場スタンドイン:寺内淳志
記録写真:鈴木竜一朗 記録映像:竹内道宏
宣伝写真:黑田菜月 デザイン:工藤北斗
当日運営:田中亜実 河野遥 票券:つくにうらら
制作助手:川口聡 奥山三代都
制作:坂本もも
協力:プリッシマ コムナルカ イマジネイション FAIFAI 贅沢貧乏 株式会社アプレ
フライングボックス モモンガ・コンプレックス 劇団女体盛り ヌトミック
カミグセ 水中めがね∞ ロロ 柿木初美 森下スタジオ 急な坂スタジオ
舞台美術研究工房六尺堂 ローソンチケット イベント託児マザーズ
助成:公益財団法人セゾン文化財団
アーツコミッション・ヨコハマ
アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
企画制作・主催:範宙遊泳 さんかくのまど
初演から5年が経ち、範宙遊泳も日本も世界も、何かが様変わりし、何かは昔のまま変わらない。
私には5年前よりもずっと多様に見える。いる人も、やってくる人も、去っていく人も。
人だけじゃなく、思想も、感情も、それぞれのドラマも、ずっと多様に私には見える。歳月と共に可視化されたのか、私が世界をそう見ているだけか。
いずれにせよこの多様さをいっそう凝視したい。嘘も真実も文字も人も物体も音も光も闇もすべてが同時に併置される、より鮮明に。
山本卓卓

撮影:鈴木竜一朗

撮影:鈴木竜一朗

撮影:鈴木竜一朗

撮影:鈴木竜一朗

#禁じられたた遊び
作・演出:山本卓卓
出演:熊川ふみ 福原冠 前原瑞樹 油井文寧
小野亮子 唐沢絵美里 神田初音ファレル グンナレ更 啓豪
実近順次 鈴木みのり 野口卓磨 藤本しの 細谷貴宏 李そじん
飴屋法水
2018年11月23日(金・祝)〜28日(水) 8公演
吉祥寺シアター
翻訳:クリストファー・グレゴリー(英語) 啓豪(中国語) 李そじん(韓国語)
音楽:大野希士郎
照明:富山貴之 照明オペレーター:久津美太地
音響:池田野歩 音響オペレーター:平井隆史
映像:須藤崇規 映像オペレーター:内田圭 伊藤優里
衣裳:藤谷香子 衣裳進行:山川桃加
振付提供:北尾亘
舞台監督:櫻井健太郎
記録写真:鈴木竜一朗 記録映像:須藤崇規
デザイン:工藤北斗 徳江文裕 編集:武田俊
制作助手:川口聡 制作助手・字幕オペレーター:谷口順子
制作:柿木初美 坂本もも
劇中歌:作詞:山本卓卓 作曲:油井文寧 編曲:大野希士郎
協力:プリッシマ jungle 青年団 無隣館 FREEDOM RIDER 舞☆夢☆踏
よしもとクリエイティブ・エージェンシー letre てがみ座 芝居三昧 ばけもの
東京デスロック Baobab FAIFAI ロロ 急な坂スタジオ ローソンチケット
助成:公益財団法人セゾン文化財団
芸術文化振興基金
アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
アーツコミッション・ヨコハマ
共催:公益財団法人武蔵野文化事業団
企画制作・主催:範宙遊泳 さんかくのまど
マイノリティの声マジョリティの声そんな区別なく声は声。聞く耳を持たない時代の終わり。まずここから。
山本卓卓

撮影:鈴木竜一朗

撮影:鈴木竜一朗

撮影:鈴木竜一朗

撮影:鈴木竜一朗

もうはなしたくない
作・演出:山本卓卓
出演:熊川ふみ 島田桃子 油井文寧
2018年3月3日(土)〜11日(日) 13公演
早稲田小劇場どらま館
音楽:大野希士郎 映像:須藤崇規 美術:中村友美
照明:中山奈美 照明オペレーション:三嶋聖子
音響協力:池田野歩 衣裳:藤谷香子
舞台監督:櫻井健太郎 鳥巣真理子 演出助手:大内一生
記録写真:鈴木竜一朗 記録映像:須藤崇規
フライヤーデザイン:金田遼平
当日運営:田中亜実
制作:柿木初美 坂本もも
協力:ロロ FAIFAI 劇団女体盛り 舞台美術研究工房六尺堂
急な坂スタジオ ローソンチケット
助成:公益財団法人セゾン文化財団
アーツコミッション・ヨコハマ
共催:早稲田小劇場どらま館
企画制作・主催:範宙遊泳 さんかくのまど
昔書きたくても書けなかったことが、いまは少しずつ書けるようになってきた。
昔ためらっていたことが今はためらいなくできるようになった、ということなのかもしれない。
ためらってる場合じゃない、ということなのかもしれない。
ためらわせようとする世の中のムードに抗いたい、ということなのかもしれない。
山本卓卓

撮影:鈴木竜一朗

撮影:鈴木竜一朗

撮影:鈴木竜一朗

撮影:鈴木竜一朗

範宙遊泳 × THE NECESSARY STAGE
SANCTUARY-聖域-
作:山本卓卓/Haresh Sharma
演出:山本卓卓/Alvin Tan
音楽:Bani Haykal
映像:たかくらかずき
出演:Audrey Luo, Ellison Tan Yuyang, 熊川ふみ, 田中美希恵,
福原冠, 埜本幸良, Yazid Jalil
2017年11月1日(水)〜12日(日) 10公演
シンガポール:NECESSARY STAGE BLACK BOX
2017年11月30日(木)〜12月2日(土) 5公演
横浜:若葉町ウォーフ
ドラマトゥルク・翻訳:滝口健 通訳:鈴木なお
翻訳:Christopher Gregory
資料翻訳・字幕オペレーション:大野希士郎*
美術:Vincent Lim 美術協力:中村友美* 大道具|オサフネ製作所*
照明:Yo Shao Ann 照明協力|井坂浩* 音響協力|池田野歩* 演出助手|大内一生*
衣裳コーディネーター:Yeo Fu Bi
グラフィックデザイナー:qu'est-ce que c'est design デザイン:金田遼平*
記録写真:鈴木竜一朗*
プロダクション・ステージマネージャー:Azy Alias
アシスタントステージマネージャー:Brenda Lum
プロジェクトマネージャー:Karmen Wong
ジェネラルマネージャー:Melissa Lim
当日運営:田中亜実* 制作助手:川口聡*
制作:柿木初美 坂本もも
協力:プリッシマ 青年団 ロロ 舞台美術研究工房六尺堂
森下スタジオ 急な坂スタジオ ローソンチケット
助成:国際交流基金アジアセンター アジア・文化創造協働助成
公益財団法人セゾン文化財団
アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
アーツコミッション・ヨコハマ
Cultural Matching Fund
Singapore International Foundation
企画制作・主催:範宙遊泳 さんかくのまど
THE NECESSARY STAGE
*は日本公演のみ参加
これまでに範宙遊泳はマレーシア、タイ、アメリカ、インドのアーティスト達と国際コラボレーションを行ってきました。コラボレーションを通して、日本にいるだけでは到底知りえなかった多くのものに出会いました。日本とは違う日差し、吹いている風、ビルの高さや低さ、路上のゴミの具合、人々の表情、そしてアーティストたちの思想、精神、過ごした日々。そうしたものの違いや差に触れていく中で、改めて多様な価値観と人種のもとにこの世界は成り立っているのだと感じました。この世界が多様であるということは、頭ではわかっていてもなかなか実感を持てません。民族の数が少なく、さらに島国である日本にいて、世界の多様性を実感し受け入れていくということは、慣れていることではないのです。国際コラボレーションは、世界に不慣れな私にそれと向き合うための必要な脚力をつけてくれます。言語の違いや価値観の違いの中で創作を行うことは困難も多いです。しかしその困難を乗り越えていく先に、霧が晴れていくように調和が生まれます。
2017年現在、世界は調和とは言い難い時代にあると思います。いや、もしかするとこれまでも、そしてこれからも、世界は調和することなどないのかもしれません。しかしそれでも、と思うのです。範宙遊泳とThe Necessary Stageにおいては、演劇においては、それができるんじゃないかと。世界が失敗し続けていることを、演劇でならできるのではないかと。
山本卓卓

撮影:鈴木竜一朗

撮影:鈴木竜一朗

撮影:鈴木竜一朗

撮影:鈴木竜一朗

その夜と友達
作・演出:山本卓卓
出演:大橋一輝 武谷公雄 名児耶ゆり
2017年8月3日(⽊)〜13日(⽇) 15公演
STスポット
アートディレクター:たかくらかずき
⾳楽:涌井智仁 映像:須藤崇規 美術:中村友美
照明:富⼭貴之 ⾐裳:藤谷香子
舞台監督:櫻井健太郎 演出助⼿:藤江理沙 ⼤内⼀生
記録写真:鈴木竜一朗 記録映像:須藤崇規
デザイン:⾦田遼平 広告写真:⿑藤翔平
当⽇運営:田中亜実 制作助手:川口聡 制作:柿⽊初美
制作統括:坂本もも
協⼒:プリッシマ FAIFAI 劇団女体盛り ロロ
急な坂スタジオ 森下スタジオ ローソンチケット
助成:公益財団法人セゾン文化財団
芸術文化振興基金
アーツコミッション・ヨコハマ
企画制作・主催:範宙遊泳 さんかくのまど
ちょうどボブディランがノーベル文学賞を受賞する頃、とある住宅街を目的もなく散歩していた時、どこかの家の換気扇の排気口から漂う晩御飯の匂いに触発されてこの演劇を着想した。それは嗅覚を次の四ツ辻まで奪い去るような筑前煮の甘辛い匂いだった。べつにポトフの匂いだったとしてもおそらくこの演劇をつくることになったと思う。でもきっと筑前煮でなければ「その夜と友達」というタイトルの演劇にはならなかった。この演劇には2人の男と1人の女が登場する。2人の男と1人の女といえばその常套手段として三角関係を描くのか、と思いきや今作はそれを本意とするものではなく友情の話である。友情といえど残念ながらいわゆる「青春」にはならない。青春だと感じる余裕もなく、ただそこでのそのそと生活する人々のちょっと風変わりな話だ。これは壁(排気口)の向こうの時間と匂いについての物語である。

撮影:鈴木竜一朗

撮影:鈴木竜一朗

撮影:鈴木竜一朗

撮影:鈴木竜一朗

日印友好交流年記念事業
範宙遊泳 x The Tadpole Repertory
午前2時コーヒーカップサラダボウルユートピア
-THIS WILL ONLY TAKE SEVERAL MINUTES-
作・演出:山本卓卓/Neel Chaudhuri
出演:椎橋綾那, Bikram Ghosh, 福原冠,
田中美希恵, Piyush Kumar, Shaik Sheeba,
2017年1月20日(金)・21日(土) 2公演
インド・バンガロール:Rangashankara
2017年1月25日(水)・26日(木) 2公演
インド・ムンバイ:Sitara Studio
1月29日(日) 2公演
インド・プネ:Jyotsana Bhole Sabhagurha
2月1日(水)・2日(木) 3公演
インド・デリー:OddBird Theatre and Foundation
2017年6月30日(金)〜7月2日(日) 4公演
東京:森下スタジオ
音楽:Samar Grewal
照明:Anuj Chopra 照明協力:中山奈美*
美術協力:中村友美* 舞台監督:Chiranjit Das 藤江理沙*
稽古場通訳:北岡香菜 翻訳:Christopher J Gregory
広報デザイン:Yashas Chandra
記録写真:鈴木竜一朗* 記録映像:須藤崇規*
制作助手:柿木初美*
制作:坂本もも
プロダクションマネージャー:Jahnvi Sreedhar
エグゼクティブプロデューサー:夫津木美佐子
協力:プリッシマ 劇団女体盛り ロロ 急な坂スタジオ ローソンチケット
助成:公益財団法人セゾン文化財団
企画制作・主催|国際交流基金ニューデリー日本文化センター(インド公演)
範宙遊泳 さんかくのまど(日本公演)
*は日本公演のみ参加
よくあるとある街を舞台に、見知らぬ6人が、自分自身に、そして互いに向き合いながら、自分の居場所を探して時を織りなしていく。
欲望と病、愛と寂しさ、影ある過去と霧がかる現在(いま)。
そこにある事実はただ一つ、ここからは逃げ出せない、ということ——。

撮影:鈴木竜一朗

撮影:鈴木竜一朗