

Exchangeに代わる“交流”の言葉を見つけたい━━━
日本と中国のアーティスト・キュレーター・プロデューサーが自発的に行う“交流”プロジェクト。
必ずしも作品創作を前提とせず、お互いの興味関心を対話や体験で深めながら長い時間をかけて知り合い、新しい“交流”のあり方を模索しています。
2023年秋頃からゆるやかにチームとなり、毎月のZOOMミーティングや中国での交流会、バンコクでの滞在リサーチを経て、7月に日本で、これまでの活動報告の場をひらきます。
わたしたちが探求している新しい日中交流や、国際的に活動していく今後の展望など、参加者の皆さんとシェアするプログラムを予定しています。
ぜひお気軽にご参加ください。
プロジェクトメンバー:坂本もも 萩原雄太 山本卓卓 アンナ ジャン・ユアン ワン・モンファン
日中当代表演交流会
『我们的身体 わたしたちの身体』
ワークショップ(東京のみ)
プロジェクトメンバーによるワークショップ。表現や国際交流に興味がある方ならどなたでも参加可能。わたしたちの身体、魂、祈り、儀式などに興味を持ち探求しているメンバーそれぞれが開発したプログラムを予定。(一部、身体を動かすワークがあります)
報告会(宮古・東京・京都)
7月に岩手・宮古「三陸AIR」で滞在制作するショートピースのお披露目と、わたしたちの活動紹介、参加者の対話を交えた座談会を予定。
<岩手・宮古>
2025年7月21日(月)17:00〜18:30
報告会(活動紹介+ショートピースお披露目+座談会)
〒027-0052 岩手県宮古市宮町1丁目1-30
アクセス:https://eastpia-miyako.jp/access/index.html
https://maps.app.goo.gl/DqzPRuyau7tAfv8i6
料金:無料
<東京・森下>
2025年7月24日(木)18:30〜21:30:ワークショップ
2025年7月25日(金)
15:00〜18:00:ワークショップ
18:00〜19:00:休憩+交流タイム
19:00〜20:30:報告会(活動紹介+ショートピースお披露目+座談会)
〒135-0004 東京都江東区森下3丁目5-6
アクセス:都営新宿線、都営大江戸線「森下駅」 A6出口 徒歩5分
東京メトロ半蔵門線、都営大江戸線「清澄白河駅」 A2出口 徒歩10分
https://goo.gl/maps/CeFbNusKGf61h5hj9
料金:ワークショップ|一般:3,000円/U25:2,500円
報告会(25日のみ)|500円
※当日受付現金精算
※使用言語は日本語・中国語・英語の可能性があり、日中の通訳が入ります。
<京都>
2025年7月26日(土)19:00〜21:30
報告会(活動紹介+ショートピースお披露目+座談会+交流タイム)
〒600-8445 京都市下京区岩戸山町440番地 江村ビル2F
アクセス:阪急「烏丸駅」23番出口、京都市営地下鉄「四条駅」6番出口より、南西へ徒歩8分。
新町高辻交差点の北西角。1Fがファミリーマートの建物。
https://maps.app.goo.gl/sBBH2dGY9s1qq3AW7
料金:500円
※当日受付現金精算
※使用言語は日本語・中国語・英語の可能性があり、日中の通訳が入ります。
◯クレジット
プロジェクトメンバー:坂本もも 萩原雄太 山本卓卓 アンナ ジャン・ユアン ワン・モンファン
主催:日中当代表演交流会 株式会社precog
共催:合同会社範宙遊泳
助成:
協力:宮古市民文化会館 公益財団法人セゾン文化財団 かもめマシーン ロロ
※本活動は「IN TRANSIT 異なる文化を横断する舞台芸術プロジェクト」に参加しています。


坂本もも
Momo Sakamoto
プロデューサー
東京拠点
合同会社範宙遊泳代表・プロデューサー/ロロ制作。学生劇団から商業演劇まで幅広く制作助手や演出部などを経験したのち、2009年よりロロ、2011年より範宙遊泳に加入して、劇団運営と公演制作を務める。特定非営利活動法人舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)、一般社団法人緊急事態舞台芸術ネットワーク(JPASN)理事。多摩美術大学 演劇舞踊デザイン学科非常勤講師。2017年に出産し、育児と演劇の両立を模索中。

安娜/アンナ
Na An
ダンサー・振付家・教育者・研究者
カリフォルニア拠点
脆弱さと複雑さの根底 にあるものを探求し、身体表現、⾔語、物などを用いながら、記憶、感覚、ジレンマ、移⺠体験などをテーマとしたダンス・パフォーマンスを作り上げている。ロサンゼルス、ニューヨーク、メルボルン、北京のさまざまな劇場やスペースで作品を発表。2022 年、ニューヨークのジョナ・ボカール芸術財団のアーティスト・イン・レジデンスに参加。彼⼥のダンスフィルム作品『Room 264』は、イギリス、アメリカ、オーストラリア、チリ、⾹港、ギリシャ、エストニアの様々な映画祭で上映されており、メルボルン・ウィメン・イン・フィルム・フェスティバルで観客賞を受賞。サラ・ローレンス・カレッジでダンス修⼠号、メルボルン⼤学でドラマトゥルギーの修⼠号、北京ダンスアカデミーでモダンダンス振付の学⼠号を取得。現在は、カリフォルニア⼤学リバーサイド校でクリティカル・ダンス・スタディーズの博⼠号を取得中。

萩原雄太
Yuta Hagiwara
演出家
東京拠点
かもめマシーン主宰。1983年生まれ。愛知県文化振興事業団「第13回AAF戯曲賞」、「利賀演劇人コンクール 2016 優秀演出家賞」を受賞。公共と個人の身体との関係を描いた創作を行う。24年、中国の演出家・王梦凡、キュレーター・张渊、劇作家の山本卓卓とともに日中当代表演交流会を開始。ジョージタウン大学・Laboratory For Global Performance & Politics 2024-2026の Global Fellow に採択される。公益財団法人セゾン文化財団 2019-20、22-25年度セゾン・フェロー。

张渊/ジャン・ユアン
Zhang Yuan
キュレーター
上海拠点
現代舞台芸術のキュレーター、プロデューサー。過去10年にわたり、フェスティバル、劇場、美術館などと協力し、さまざまなパフォーマンス・プログラム、展覧会、ワークショップ、トークなどを企画し、地元での実践と国際交流を促進してきた。アジアやヨーロッパの数多くの専門家ネットワークとつながり、活発に活動している。また、リサーチ、執筆、翻訳、パフォーマンスにも携わっている。最近では、90年代後半から今日までの中国の現代舞台芸術のアーカイブ展「Re-writing Theater History」を共同企画した。

山本卓卓
Suguru Yamamoto
作家・演出家・俳優
東京拠点
範宙遊泳代表。加速度的に倫理観が変貌する現代情報社会をビビッドに反映した劇世界を構築。子どもと一緒に楽しめる「シリーズ おとなもこどもも」、青少年や福祉施設に向けたワークショップ事業など、幅広いレパートリーを持つ。アジア諸国や北米での公演や国際共同制作、戯曲提供も多数。『バナナの花は食べられる』で第66回岸田國士戯曲賞を受賞。公益財団法人セゾン文化財団 2015-18、20-24年度セゾン・フェロー。

王梦凡/ワン・モンファン
Mengfan Wangw
振付家・ダンサー
北京・京都拠点
北京の中央美術学院で美術史を、ケルンの Hochschule für Musik und Tanz で舞踊学を学ぶ。一般に生きる人々の表現を追求する彼女のダンスシアターには、公園で広場舞を行う女性たちや、小学生の子どもたちとの共同作業で作られた作品や、年齢を重ねることをテーマにして引退したバレエダンサーとともに作られた作品などがある。ドイツのダンス雑誌『tanz』のイヤーブック 2018 で「ダンス・ホープフル(Hoffnungsträger)」に選ばれている。彼⼥のダンス作品は、VIE フェスティバル・ボローニャ、北京フリンジ・フェスティバル、烏鎮演劇祭などに招待されている。ポンピドゥー・センターと上海⻄外灘博物館の委嘱を受けた最新作『Narrative Fountain』は、「Women in Motion 2023」の⼀環として上演された。これまで、上海、ベルリン、コペンハーゲンなどでアーティスト・レジデンスを行い、チューリッヒでは、スイス・アーツ・カウンシルの⽀援を受けたシアターHORAでレジデンシーを行った。また、フェルデンクライス®認定プラクティショナーでもある。