2017.10.2(mon)熊川ふみ シンガポール素描

【10.2.MON】
昨日無事シンガポール入りしました。10月から2月は雨季だそうで小雨でした。 滞在する部屋は民泊的なシステムで高層マンションの18階にあります。部屋が床も壁も天井も白い…ザ・南国…天井にファンがいっぱいついてる…南国。バルコニーから海がよく見えます。
シンガポールって建築物の情報量がとにかく多い。ファッションショーみたいに高層マンションが並んでます。建築物のパリコレみたい。 あんた方、どうしてこんな形になったんじゃいってド奇抜なデザインのビルだらけ。 しかも幾何学模様が多いから近未来感満載。 ですが、よくよく見ると古かったりしてなんとなくぎこちなさを感じたりもする。街が発してるのが歯車が噛み合わないガタガタするエネルギーみたいな。
1年前にこのビル達は誰がデザインしてるんですかって聞いたら、国属のデザイナーがいるらしい。幾何学好きなのかな… 地震がない国だから日本じゃ考えられないような トップに向かってボリュームが増してく形とか(ご存知マリーナベイサンズホテルもそうですね)、ホントに新しい生き物を見てるようで逐一驚きます。
我々がリハーサルと公演をするTHE NECESSARY STAGEが入ってるナショナルライブラリーも渦巻きが付いててカタツムリみたいでかわいい。屋根からは巨大な本達が今にも飛び立ちそうでかわいい。
変な建物いっぱいシンガポール。 理想を追いかける国シンガポール。
なのか?っていう問いかけひとつ、その他メンバー各々の切実な疑問から始まったこのクリエイションです。